＜絶対必要条件＞

 
絶対必要条件とは「各級で出題される読解トピックを読み取れる語彙力＆読解力があるか」になります。
過去問や対策本の中から、読解問題をトピック別に黙読させ、あらすじを日本語で言わせてみてください。どのトピックでも万遍なく80%以上の内容がつかめていれば絶対必要条件はクリアしていると言えます。
下記で各級の読解出題トピックを参考にしてください。

（3級）

掲示物・手紙・メール・逸話・伝記・人物・行事・歴史・説明

（準2級）

仕事・生活・余暇・食事・教育・スポーツ・医療・社会・文化・科学・生物・環境

（2級）

科学・技術・医療・環境・自然・ビジネス・経済・社会・文化
 

＜絶対必要条件をクリアするためには＞

 
3級は身近なトピックですので、基本的な語彙＆文法を身につけていれば自力で読解問題に取り組めます。保護者＆指導者は中学文法の弱点補強をサポートしましょう。基礎レベルの文法問題集で結構です。
3級レベルの単語は全て必ずスペルが書けるようにしてください。
 
準2級では日常トピックに加えて様々な専門分野の語彙、文章に数多く触れておく必要があります。
お子さまはどうしても苦手な分野をおろそかにしがちですので、保護者または指導者が、どの分野の語彙力が不足しているかをチェックし補強することをお勧めします。準2級の文章は自身で理解できる内容ですので苦手分野の語彙力補充に専念しましょう。
もし文章読解において文法力の不足が見られる場合は、3級に合格していても文法力が不十分である可能性がありますので、基礎レベルの中学文法教材を使用して弱点補強を行ってください。
準2級レベルの単語は、名詞＆動詞のスペルが書けるようにしてください。
 
2級の読解トピックは準2級と大きく変わりませんが、日本語に翻訳しても理解が難しい文章内容となります。保護者または指導者は語彙力の補強だけでなく、文章内容や関連知識を補足説明して理解を補助する必要があります。
2級レベルの単語は専門性の高いものが多いので、スペルにこだわらず、単語の意味が分かればOKにしましょう。