上海虹文庫は乳幼児・児童向けの【絵本】・【児童書】・【紙芝居】を貸し出す会員制・ボランティア運営のミニ図書館です。
(「会員のお約束」より)
　私たちの文庫は、「日本語環境の充実」、「心豊かな絵本子育て」、「日中の文化交流・子ども交流」を目的とする非営利団体です。
　日本語児童図書を必要とするすべての子供と大人に開放する文庫を目指します。
　閲覧と貸出、及び読み語りの会、紙芝居の会などを中心にします。また季節の行事を盛り込んだオープンライブラリーや、日本から絵本･児童文学作家を招いての講演会など、楽しい催し物を企画し、その都度、「上海虹文庫だより」や会員宛メール等でお報せします。
　コンピュータゲームより楽しい世界を、本気で目指します

　現在の読み聞かせの活動状況ですが、毎週土曜の午前11時から３０分程度（園児〜小学生低学年対象）と、月２回火曜の午前11時から（第一火曜日：赤ちゃんとおかあさん向け、第二火曜日：1才半〜２才の未就園児向け）にそれぞれ行なっています。（虹文庫より）

『よむよむだっこ』は、絵本を読みあったり、手遊びをしてみんなで一緒に楽しもう！というサークルです。いろんな人の読み聞かせを楽しめたり、おすすめ絵本の紹介をしてもらえたりと、絵本の世界が広がりそうだなあと思って入会しました。実際入会してみて、全く知らない絵本について知るきっかけになったり、たくさんの子どもたちと嬉しそうにしている息子を見ることができたり、ほんわかしているサークルの雰囲気がとても心地よく感じます。（参加者より）
活動日程：毎月第4火曜日　10:45より30 分程度

　上海虹文庫の活動を詳しく紹介しているニュースレターです。メールでの送付をご希望の方は、上海虹文庫までメールにてお問い合わせください。（⇒連絡先参照）
【第16号（2010年2月11日発行）】
特集上海虹文庫６周年（七夕おはなし会、夏休みスペシャル、クリスマスおはなし会）、「よむよむだっこ」はじまりました、寄付・寄贈のご報告、古本バザー、日本支部「日中児童文学美術交流センター20周年記念展示会」のご報告ほか、グループ会員からの声、小風鈴活動（中国語チーム）、おしらせ（掲示板設置について）、新スタッフから、ボランティア＆スタッフ募集中！（上海虹文庫ＨＰより）

　1988年～1995年まで日本の企業で働いているときに将棋に出会い、上海に戻り、将棋同好会を立ち上げた。当初は５名程度。当時、中国の学校で「礼儀を学ぶ大切さ」が重視され始めた。そこで、母校で日本将棋を通して「礼儀」を伝える活動を開始。さらに中国の学校はグラウンドが狭く文化系の活動が盛んであったことから、日本将棋が注目され始める。分野としては体育になり、上海市内の小中学校で急速に普及。現在は３００校以上の小中学校で、全生徒が将棋を学んでいる。学校の先生は５年間のうちに必ず将棋指導の研修指導を受けることになっており、許さんが各学校の指導に当たっている。　

　現在の上海における日本将棋人口は約５０万人。許さんは将棋を通しての中日交流を大切にし、日本各地から招待を受けて訪問、交流対戦を行っている。
　また、上海市内の小中校長先生とともに九州に視察し、ごみ分別、環境の良さなど、「実際に日本を訪れることで学ぶことが多かった」と、教育においての懸け橋的な役割も担っている。

・ 性格が良くなった　・・・礼儀・作法を学ぶため
・ 数学の成績が上がった　・・・将棋は終わった後に復習する→数学の定着に効果
・ 費用少ない、スポーツよりも安全
・ 忍耐力、集中力がつく
・ 親子で行える

　上海に国際大会や、日本のプロ棋士戦を誘致するなど、専門的な活動も積極的に行っている。上海の数多くいるお弟子さんたちが、各大会で活躍し、日本のプロ棋士を目指している。許さんの将棋に対する情熱がさらに大きくなっていることを感じる。

上海将棋倶楽部での活動だけでなく、日本の子どもたち対象の将棋教室をガーデンプラザなどで開いている。